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水道水における有機フッ素化合物(PFOS及びPFOA)の検査結果をお知らせします

ページID:0007646 更新日:2023年9月28日更新 印刷ページ表示
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 垂井町における水道水の安全性を確認するため、第1水源地など4か所の水道施設から供給される区域ごとにおいて、令和5年9月4日に水道水を採取し、有機フッ素化合物(PFAS:ピーファス)の一種、PFOS及びPFOAの水質検査を実施しました。
 すべての地点において国が定める暫定目標値(0.00005mg/L)以下でした。

水質検査結果

水質管理目標設定項目(PFOS及びPFOAのみ)

令和5年度 水質検査結果【PFOS・PFOA】 [PDFファイル/87KB]

(参考)令和5年度 給水区域図 [PDFファイル/792KB]

PFOS及びPFOAに関する説明

性状など

 PFASの中でも、PFOS(ペルフルオロオクタンスルホン酸)、PFOA(ペルフルオロオクタン酸)は、幅広い用途で使用されてきました。具体的には、PFOSについては、半導体用反射防止剤・レジスト、金属メッキ処理剤、泡消火薬剤などに、PFOAについては、フッ素ポリマー加工助剤、界面活性剤などに主に使われてきました。
 難分解性、高蓄積性、長距離移動性という性質があるため、現時点では北極圏なども含め世界中に広く残留しています。そして、仮に環境への排出が継続する場合には、分解が遅いために地球規模で環境中にさらに蓄積されていきます。 環境や食物連鎖を通じて人の健康や動植物の生息・生育に影響を及ぼす可能性が指摘されています。

人の健康への影響

 PFOS、PFOAは、動物実験では、肝臓の機能や仔動物の体重減少等に影響を及ぼすことが指摘されています。また、人においてはコレステロール値の上昇、発がん、免疫系等との関連が報告されています。しかし、どの程度の量が身体に入ると影響が出るのかについてはいまだ確定的な知見はありません。
 そのため、現在も国際的に様々な知見に基づく検討が進められています。国内において、PFOS、PFOAの摂取が主たる要因と見られる個人の健康被害が発生したという事例は確認されておりませんが、環境省は厚生労働省と連携し、最新の科学的知見に基づき、暫定目標値の取扱いについて、専門家による検討を進めています。 

暫定目標値

 現在の暫定目標値(=0.00005mg/L(50 ng/L))は、2020 年当時における安全側に立った考え方を基に設定されたものです。
 体重50kgの人が水を一生涯にわたって毎日2リットル飲用したとしても、この濃度以下であれば人の健康に悪影響が生じないと考えられる水準を基に設定されたものです。
 引き続き、各国・各機関により更なる検討がなされており、我が国においても、最新の科学的知見に基づき、暫定目標値の取扱いについて専門家による検討を進めています。

 

 出典:PFOS、PFOAに関するQ&A集 2023年7月時点

 詳しくは「環境省:PFOS、PFOAに関するQ&A集」<外部リンク>をご覧ください。

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