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災害に備える(1-1 事前の自助)
1家を守る
- 阪神・淡路大震災の死者6,434人の8割以上が木造住宅などの倒壊による圧死や窒息死
- 昭和56年(1981年)以前に建築された木造住宅の被害が大きい(新耐震基準以前の住宅)
- 圧死や窒息死を防ぐために、建物の耐震化、家具の転倒・落下・移動防止対策を行いましょ
出典:広報たるい「2017年9月号」
- 地震が起きたときに、わが家のどこが危険か考えましょう
- 通電火災を防ぐため、感電ブレーカーを設置しましょう
感電ブレーカー(例)
簡易タイプ
出典:内閣府チラシ
避難所での生活は過酷なものです。地震が起きたときも引き続き自宅で生活できるようにしましょう
木造住宅無料耐震診断
- 対象/昭和56年5月31日以前に着工された一戸建て木造住宅
- 内容/木造住宅耐震相談士が無料診断し、補強計画や概算の補強工事費用を算出
- 詳しくはこちら「木造住宅の「耐震化促進事業」の募集について」
木造住宅耐震補強工事費助成
- 対象/耐震診断の結果「倒壊する可能性がある」などと判定された住宅
- 内容/補強工事費用の一部を補助(限度額101.1万円)
- 詳しくはこちら「木造住宅の「耐震化促進事業」の募集について」
2防災グッズを用意する
- ライフラインや物資の供給が停滞しても、わが家で生活するために必要な物を備えましょう
- 日常利用しているものを少し多めに購入する日常備蓄を行いましょう
- 家庭状況に応じた準備をしましょう
乳幼児がいる家庭:おむつ、おしりふき、粉ミルク など
高齢者がいる家庭:大人用おむつ、携帯用杖、老眼鏡 など
新型コロナウイルス感染症対策のポイント
- 避難所に避難する場合は、必要なものは自分で用意しましょう
- マスク、せっけん(消毒液)、体温計、タオル、スリッパ、ビニール手袋、防寒衣、
- 服薬している薬、体調管理のためのサプリメント など
- 避難所に避難する場合は、事前に体温を測定し、「避難者カード」や「健康状態チェックカード」を記入して持参しましょう
- 避難所で過ごす場合は、感染防止対策に努めましょう
- 前後左右2m程度の距離の確保
- 手洗い、マスク常用(睡眠中もできる限り)、
毎日の体温・体調の確認(ドアノブなどの共有部分に触れた後は、特に手洗いを徹底) - 飛沫感染を最小限にするため、居住スペース以外で食事をとらない
3食糧を備蓄する
- 最低限3日分、南海トラフ地震を想定するなら1週間分以上備蓄しましょう
- ローリングストック法を活用しましょう
- 水は1日1人2リットル(できれば3リットル)を目安に備えましょう
4人家族の場合:4人×3リットル×3日分=36リットル
4トイレ対策を行う
- 水や食糧をとれば、生理現象として必ず「排泄」が生じる
- 停電・断水で水洗トイレは使えない
- トイレに行くのを控えると、結果的に体の不調につながる
- 携帯トイレを備蓄しましょう
4人家族の場合:4人×(小4回+大1回)×7日分=140枚 - 緊急用トイレの作り方を覚えましょう
5情報を入手する
防災マップで避難先を確認しましょう
- 一時(いっとき)避難場所
自主防災組織(自治会)による避難行動や安否確認を実施するために集合する場所 - 指定緊急避難場所(48か所)
災害から命を守るために緊急的に避難する施設または場所 - 指定避難所(48か所)
避難した人が災害の危険がなくなるまで一定期間滞在し、または災害により自宅へ戻れなくなった人が一時的に滞在する施設
ハザードマップを確認しましょう
- 洪水ハザードマップ:浸水想定区域、土砂災害警戒区域
詳しくはこちら「防災」 - 地震ハザードマップ:揺れやすさ、地域の危険度
詳しくはこちら「防災」
気象庁による気象情報を得ましょう
- 注意報、警報、特別警報
- 記録的短時間大雨情報、土砂災害警戒情報
町による避難情報を得ましょう
防災行政無線の情報を入手しましょう
- メール配信:情報をEメールで配信
- LINE:情報をLINEで配信 準備中
- 防災アプリ:情報をアプリで配信(10か国語に対応)
- テレホンサービス:情報を後から電話で確認(Tel0800-200-1387(無料))
- ホームページ:情報を町ホームページで後から確認
スマートフォン(携帯電話)を活用しましょう
- ぎふ川と道のアラームメール:注意報、警報、河川水位、土砂災害警戒情報、道路通行規制
詳しくはこちら「ぎふ川と道のアラームメール」<外部リンク> - SNS:LINE、Twitter、Facebook
- スマホアプリ:Yahoo!防災速報、tenki.Jp、全国避難所ガイド
新型コロナウイルス感染症対策のポイント
- 平時から「自らの命は自らが守る」意識を持ち、自宅の災害リスクととるべき行動を確認しましょう
- 避難とは難を避けること、つまり安全を確保することです。安全な場所にいる人は、避難する必要はありません
- まずは、自宅の災害の危険性を確認し、自宅で居住が継続できる場合は、自宅避難も検討しましょう(垂直避難など)
- 避難所以外への避難を検討しましょう
親戚や友人宅、ホテル・旅館などの宿泊施設、車中泊(推奨しません)
出典:内閣府「令和元年台風19号等を踏まえた水害・土砂災害からの避難のあり方について(報告) 避難行動判定フロー」