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垂井町自殺対策計画
垂井町自殺対策計画を策定しました。
自殺対策基本法が平成28年4月に改正が行われ、市町村に市町村自殺対策計画の策定が義務づけられました。それに伴い、令和元年から令和8年を計画期間とする「垂井町自殺対策計画」を策定しました。この計画は、自殺総合対策大綱および岐阜県自殺総合対策行動計画ならびに町の実情を勘案して策定したものです。
1 基本理念
誰も追い込まれることのない社会の実現
自殺は、その多くが追い込まれた末の死であり、その背景には、精神保健上の問題だけでなく、過労、生活困窮、育児や介護疲れ、いじめや孤立など、様々な社会的要因があることが知られています。これまで自殺は「個人の問題」とされがちでしたが、現在は広く「社会の問題」として認識されるようになっています。我が国の自殺者数は減少傾向にありますが、依然として毎年2万人を上回ってます。本町では、平成24年から平成28年の5年間に30人が自ら命を絶っています。この計画では、自殺の多くは防ぐことのできる社会的な問題であると捉え、自殺対策を一人ひとりの生活を守るための社会的な取組として実施していきます。そして、全てのひとがかけがえのない個人として尊重されるとともに、生きがいや希望を持って暮らすことができる、「誰もが自殺に追い込まれることない社会の実現」を目指します。
2 計画の目標
自殺者数の減少 30人(平成24~28年の5年間) → 20人以下(令和3~7年の5年間)
3 基本施策
- 地域におけるネットワークの強化
- 自殺対策を支える人材の育成と支援
- 自殺問題に関する住民の理解促進
- 相談・情報提供の充実
- 生きることの促進要因への支援
- その他の関連施策
重点施策
- 高齢者の自殺予防対策
- 無職者・失業者、生活困窮者の自殺予防対策
計画書については、下記のダウンロードファイルをご覧ください。