本文
垂井町消防団
消防団とは
消防団は市町村における非常勤の特別公務員です。普段は他の職業に就いている一般の団員で構成されており、その活動はボランティア精神で成り立っています。
消防団は地域に密着した防災リーダーとして、「自分のまちは、自分たちで守る」という使命感のもと、幅広い活動を行っています。近年の生活環境の変化等に伴い、災害は複雑多様化の傾向にあり、また自然災害が多発している中で、消防団は地域における消防防災の要として期待されています。
消防団は平常時・災害時を問わずその地域に密着し、地域の安心安全を守っているのです。
消防団の待遇
- 公務災害補償
消防団活動中に負傷した場合の保証制度があります。 - 退職報償金
一定期間以上勤務し退団した際には、退職報償金が支払われます。 - 表彰制度
職務にあたって功労、功績があった場合に表彰されます。 - 出動手当
火災その他の災害に出動したとき、あるいは演習訓練等に出動したとき、手当が支給されます。 - 活動内容
消火活動はもちろん、地震や風水害など大規模災害時の救助・救出、警戒巡視、避難誘導、災害防御に当たるとともに、平常時には訓練、住民への啓発・広報活動、防火指導、特別警戒等を行っています。
垂井町消防団
現在、垂井町消防団は1本部、7分団、約300名で構成されており、年間を通して、次のような活動を行っています。
主な年間行事予定
4月 | 垂井町消防団入退団式 |
---|---|
幹部講習、機関員講習 | |
5月 | 新入団員普通救命講習会 |
中部方面隊教養訓練 | |
南部方面隊教養訓練 | |
6月 | 不破郡操法大会 |
南部方面隊教養訓練 | |
7月 | 水防訓練 |
8月 | 岐阜県操法大会 |
垂井町防災訓練 | |
9月 | 普通救命講習 |
分団機動演習 | |
10月 | 消防団活性化事業 |
分団機動演習 | |
11月 | 秋季全国火災予防運動 |
不破郡消防連合演習 | |
12月 | 垂井町一周駅伝参加 |
年末特別警戒 | |
分団機動演習 | |
1月 | 垂井町消防出初め式 |
文化財防火デー防災訓練 | |
3月 | 春季全国火災予防運動 |
分団機動演習 |
入退団式
不破郡操法大会
水防訓練
垂井町防災訓練
消防団協力事業所表示制度について
地域防災の中核的存在である消防団は、団員数が年々減少し垂井町においても定員数確保に大変苦労しているのが現実です。
このままでは地域の防災体制に支障をきたすことが心配されます。
そこで消防庁では、企業で働く団員の活動環境を整えることで団員確保につなげようと「消防団協力事業所表示制度」を導入・推進しています。
この制度は、事業所の消防団活動への協力が社会貢献として広く認められると同時に、事業所の協力を通じて、地域防災体制がより一層充実されることを目的とした制度です。
勤務時間中に地元で発生した災害出動に際し、従業員である消防団員が不利益を被らないように、事業所に協力をいただき、推進していくものです。垂井町では、平成22年4月からスタートしました。
交付される表示証は縦29.7センチ、横21センチで店頭やホームページ上に公開することで、企業のイメージアップなどに利用できます。
この制度についての問い合わせ
不破消防組合 東消防署 消防係:電話(0584)-23-0119